Monday, April 16, 2012

Sunday, April 15, 2012

小論文:日本の伝統工芸は消えている

日本の美術や工芸に興味がある私は、伝統産業の現状を少し心配している。確かに今日本にある工芸はちゃんと生きているけれど、伝統産業全体としては衰退していて、うまく発展していない。私は専門家ではないが、できるだけこの問題に関する見解と解決方法を説明したいと思う。

統計によると、伝統工芸の産出も後継者も少なくなっている。工芸品産業はもともと徒弟制度に頼って継続しているので、若い職人が足りなかったら必ず衰退すると思う。全国伝統的工芸品センターの統計によると、伝統工芸品産業界の従事者数は1979年(昭和54年)の28万8千人から2006年(平成18年)の9万3千4百人に減少した。その中で、30歳未満の従事者の比率は28.6%から6.1%に減少してしまった。つまり、現在若い後継者をもっと育成しないと、数十年後の伝統工芸品産業は大幅に縮小することは避けられないということだ。

現代社会に住んでいる日本人は、伝統工芸品 にあまり興味がなくて、もう生活に役に立たないという考え方もあるのだろう。しかし、「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」(伝産法)によって、伝統工芸品は「主として日常生活の用に供されるもの」と定義され、日用品として様々な利用法がある。例えば、日本の伝統工芸の手本である友禅染は華やかなきものを染める工芸だ。また、京都の京仏具は木製または金属製仏壇などの家具で、仏教が普及した日本では普通の日常用品だ。

問題は、ある工芸品は確かにこの時代に使わないようになった。しかし、日本の素晴らしい工芸は日本文化の重要な部分なので、日本人が知らずに消えてしまうことは残念ではないか。イベント、旅行プログラム、テレビ番組、体験、または学生の見学ツーアを通じて伝統工芸の珍しさと重要性を宣伝すれば、「こんなに美しい文化を大事にするべきだ」などの認識を生み出すことができるかもしれない。全部の伝統的工芸品を保護できなくてもかまわない。なぜなら、まずは人の知識を深くするからだと思う。

一方、職人に利益とサポートを与える法律も必要だ。 1974年(昭和49年)に公布された伝産法の目的は、伝統工芸品産業の宣伝、振興、補助などだ。そのために、伝統的工芸品産業振興協会も設立した。伝産法のおかげで、毎年70名の功績のある役員や職人が褒賞をもらう。そして、ある振興計画に適度に経済援助を行っている。 伝統工芸の教育のために学校までも宣伝していて、2007年に765の学校で職人の制作実演と体験があった*。伝統工芸産業はまだ衰退しているので、この産業の存立基盤を固定するために法律の改善はまだまだ続いていくべきだ。

職人をサポートすることといえば、一番重要なのは伝統工芸品の需要を作ることだと思う。確かに、着物を着る人が少なくなるとともに、着物の布を染める工芸の友禅染が衰退している。しかし、染める工芸は別の物にも使えるのではないか。現代の人がよく使うスカーフやネクタイに奥ゆかしい和風の図柄を描いて、大きな着物ほど高くない商品を作ったら、売りやすいと思う。こういうことをしている職人はいると思うけれど、多くの職人はいつもと変わらず一つや二つの種類の工芸品だけを作っている。しかし、継続できるために、このさき色々のことも変わらなくてはいけないと思う。

伝統工芸を守るのは大切なことだ。伝統的工芸品は日本文化の重要な一部なので、現代の皆さんにその美しさと珍しさを認めてほしい。個人でも団体でもどんな小さい努力でも、振興させるための力になると思う。

* 『伝統的工芸品産業をめぐる 現状と今後の振興施策について』 
平成20年8月
経済産業省製造産業局 
伝統的工芸品産業室

Monday, March 26, 2012

小論文の下書き & 作品中間レポート

小論文の下書き

日本の美術や工芸に興味がある私は、伝統産業の現状に少し心配している。確かに今日本のある工芸はちゃんと生きているけれど、伝統産業全体としてはうまく発展していない。その中に、日本の伝統工芸の手本としている友禅染は他の工芸品と一緒に衰退してる。専門家ではないが、できるだけこの問題に関する見解と解決方法を説明したいと思う。

統計によると*、伝統工芸の産出も後継者も少なくなっている。工芸品産業はもともと徒弟制度に頼って継続しているので、若い職人が足りなかったら必ず衰退すると思う。全国伝統的工芸品センターの統計によると、伝産業界の従事者数は昭和54年の28万8千人から平成18年の9万3千4百人に下がった。その中に、30歳未満の従事者の比率は28.6%から6.1%に減少してしまった。つまり、現在若い後継者をもっと育成しないと、数十年後の伝産業は大幅に縮むことは決まっているということだ。

現代社会に住んでいる日本人は、伝統的工芸品にあまり興味がなくて、もう生活に役に立ちないという考え方もあるのだろう。しかし、「伝統的工芸品産業の振興に関する法律(伝産法)」によって、伝統的工芸品は「主として日常生活の用に供されるもの」で、日用品として様々な効用がある。

イベント、旅行プログラム、テレビ番組、体験、または学生の見学ツーアを通じて伝統工芸の珍しさと重要性を宣伝すると、「こんなに美しい文化を大事にするべきだ」などの認識を生み出すことができるかもしれない。一方、職人を増すために、職人に利益を与える法律も必要だ。伝産法の改良はまだまだ続けている。

一番重要なのは伝統的工芸品の需要を作ることだと思う。確かに、着物を着る人は少なくなるのとともに着物の布を染める工芸の友禅染が衰退している。しかし、染める工芸は別の物にも使えるのではないか。現代の女性はよく使うスカーフや財布に奥ゆかしい和風の図柄を描いて、大きな着物ほど高くない商品を作ると、売りやすいと思う。

伝統工芸を守るのは大切なことだ。伝統的工芸品は日本文化の重要な一部なので、現代の皆さんがその美しさと珍しさを認めてほしい。個人でも団体でもどんな小さい努力でも、振興させるために協力になると思う。

* 伝統的工芸品の現状
http://kougeihin.jp/crafts/course/actual-state
出典:全国伝統的工芸品センター

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作品中間レポート

資料の収集はほとんどよいです。友禅染をよく分かるために、伝統工芸のフェアで少し学びましたけど、まだまだだと思います。これからはまず職人さんを探して連絡することと発表の構成を考えることです。

Monday, March 19, 2012

新しい単語リスト

  1. 減少(げんしょう)- decrease, diminish 
  2. 途絶える(とだえる)- stop; break off
  3. 育成(いくせい)- bring up; raise 
  4. 伝統的工芸品産業の振興に関する法律/伝産法(でんとうてきこうげいひんさんぎょうのしんこうにかんするほうりつ/でんさんほう)- Law for the advancement of the traditional handicraft industry
  5. 製造過程(せいぞうかてい)- manufacturing process 
  6. 手作業(てさぎょう)- manual labor; handwork 
  7. 継続する(けいぞくする)- continue 
  8. 量産(りょうさん)- mass production 
  9. 雇用環境(こようかんきょう)- employment condition 
  10. 低廉な(ていれんな)- cheap
  11. 徒弟制度(とていせいど)- apprentice system
  12. 存立基盤(そんりつきばん)- basis of existence 
  13. 季節感(きせつかん)- a sense of seasons 
  14. 地味(じみ)- plain; simple; subdued
  15. 奥ゆかしい(おくゆかしい)- refined, graceful, cultivated
  16. 正絹(しょうけん)- pure silk
  17. 型紙(かたがみ)- pattern paper for dress designs
  18. 図柄(ずがら)- design, pattern
  19. 箔(はく)- thin metal leaves
  20. 化学染料(かがくせんりょう) - chemical dyes

Sunday, February 19, 2012

小論文のアウトライン

序論
  • 問題:日本の伝統工芸の手本としている友禅染は、現在他の工芸品と一緒に衰退しています。 
  • 解決方法:宣伝、職人を守る法律、現代生活にも使える工芸品を開発する 
本論
  • 普通の日本人は伝統工芸にあまり興味がなくて、買う必要がないと思っています。 
    • 例えば、着物を着る人がどんどん少なくなっているから、着物の布を染める工芸の友禅染は衰退しているのです。 
  • 統計によると、伝統工芸の産出も若い後継者も少なくなっているということです。 
  • 解決方法 
    • 伝統工芸の美しさと重要性を宣伝して、日本人として日本文化を自慢するようになるようになります。 
    • もっと役に立つ法律を作って、伝統工芸の産業を守って、職人と後継者を支えるようになります。 
    • もう一度伝統的工芸品の需要を作るために、古い作品に基ついて現代生活に関係がある用品を作った方がいいです。 
結論
  • 伝統工芸を守るのは大切なことです。伝統的工芸品は日本文化の重要な一部なので、現代の皆さんがその美しさと珍しさを認めてほしいです。個人でも団体でもどんな小さい努力でも、振興させるために協力になると思います。

作品のアウトライン

  • 作品のテーマ(取り上げる社会問題)
    • 現代日本の伝統的工芸品の衰退、特に京都の友禅染の現状と解決方法
  • 作品を通して伝えたいメッセージ
    • 伝統工芸は日本文化の大切な一部なので、現代の皆さんが消えている伝統的工芸品の美しさと重要性を認めて、復活させるために協力してほしいです。
  • メッセージを伝える方法と、その方法を選んだ理由
    • 友禅染の制作過程と着物作品を、職人さんのコメントを伴って読者に見せたいと思います。こうすれば、読者が友禅染の珍しさと美しさを見覚えるようになります。一方、伝統工芸の衰退に関する統計資料(できれば友禅染を中心にする統計を探す)を出せて、この産業の悲観的な状況を強調します。目的は「こんなに美しい工芸品が消えるのは残念だから、もっと大事にするべきだ」などの気持ちを生み出すことです。
  • 作品の独創性
    • 前はKyoto Artisansのクラスと友禅染の工場へ見学に行って、たくさん勉強しました。できればあそこにもう一度行って、情報収集のために担当の職人さんと詳しく話して、もっと現実的な論文を書きたいです。
  • 取り上げる社会問題を解決するための方法
    • 消えている伝統工芸の社会問題を解決するのは、個人でも団体でもできると思います。例えば、私自身はこのブログを作って、この問題の重要性を宣伝しています。周りの人に宣伝することは個人で一番しやすいの方法だと思います。さらに、日本の伝統工芸のクラブや研究会に入ると、自分が学びながら、そのグループの拡大と影響力にも協力できます。職人たちも、伝統的工芸品に基ついて現代生活に役に立つ用品を作ったら、工芸品が売りやすくなるかもしれません。
  • 作品の構成(こうせい、organization)やアイデア
    • 日本の伝統工芸とは?例を使って短くて説明する
    • 伝統的工芸品の衰退の統計を見せる
    • 友禅染の紹介と制作過程と作品(写真付き)
    • 友禅染の現状と問題
    • 解決方法

Tuesday, February 7, 2012

単語リスト


  1. 化学繊維製品(かがくせんいせいひん)- chemical fiber/textile products 
  2. 減少(げんしょう)- decrease, diminish 
  3. 途絶える(とだえる)- stop; break off 
  4. 育成(いくせい)- bring up; raise 
  5. 蒔絵筆(まきえふで)- pen for gold-lacquering 
  6. 伝統的工芸品産業の振興に関する法律/伝産法(でんとうてきこうげいひんさんぎょうのしんこうにかんするほうりつ/でんさんほう)- Law for the advancement of the traditional handicraft industry 
  7. 冠婚葬祭(かんこんそうさい)- ceremonial occasions in the family 
  8. 製造過程(せいぞうかてい)- manufacturing process 
  9. 手作業(てさぎょう)- manual labor; handwork 
  10. 継続する(けいぞくする)- continue 
  11. 量産(りょうさん)- mass production 
  12. 生糸(きいと)- raw silk 
  13. 宅地化(たくちか)- development of residential land 
  14. 雇用環境(こようかんきょう)- employment condition 
  15. 重化学工業(じゅうかがくこうぎょう)- heavy chemicals industry 
  16. 低廉な(ていれんな)- cheap 
  17. 存立基盤(そんりつきばん)- basis of existence 
  18. 季節感(きせつかん)- a sense of seasons 
  19. 地味(じみ)- plain; simple; subdued 
  20. 生活意識(せいかついしき)- sense/attitude towards life